木造による準耐火建築物

木造の準耐火構造とする

  告示(平12 建告1358)で定められた準耐火構造の構造方法としては下図のようなものがあります。なお、柱及び梁については、「燃えしろ設計」を用いて、表面が燃えても構造耐力上支障のない大断面とすることによって、石膏ボード等の防火被覆を用いずに木のあらわしを見せたまま木造の準耐火構造とすることが可能となっています。

◆木造準耐火構造の例

「燃えしろ設計」について

  「燃えしろ設計」とは、燃えしろを省いた有効断面を用いて許容応力度計算を行い、表面部分が燃えても構造耐力上支障のないことを確かめる方法であるため、通常より柱を太くすることとなります。燃えしろ設計を用いる場合には、使用する木材が従来はJAS(日本農林規格)の集成材等に限定されていましたが、平成16 年3 月に告示が改正され、含水率15% 又は20% のJAS に適合した製材でも可能となり、無垢の木材により準耐火建築物等を建築することも可能となっています。

◆必要な燃えしろの厚さ

ログハウス外壁の準耐火構造の認定

  平成16年2月に、ログハウス外壁が凖耐火構造として国土交通大臣の認定を受けています。これにより、防火の制限のある市街地でのログハウスの建築も期待されます。