平成21年5月
(財)日本住宅・木材技術センター
伝統的な木造軸組住宅の安定的な供給を促進するためには、構造・防火などの建物の性能面、技術・流通体系などの生産面等に関する様々な課題があると考えられます。 このうち、構造耐力性能の面では、平成12年の建築基準法改正による性能規定化により、伝統的な木造軸組住宅の構造安全性を確認する方法が整備されたにも関わらず、構造計算に必要な耐力性能データ等が整備されていないために、十分にそれが活用されていない状況であることが挙げられます。 こうした状況に鑑み、当財団では、伝統的な木造軸組住宅の構造計算に必要な基本情報等の整理を行っています。本データベースは、構造設計実務者等が広く利用できるような仕組みとして整備していくことにしています。
一方、当財団では、木造住宅耐力要素の標準的な試験方法を指針として整備することも進めてきました。本データベースの公開データは、この試験法指針に基づいて実施した試験結果をもとに評価を行った結果です。財団では、この試験法指針を全国の試験機関が用いて実施した試験のデータについて、性能評価とデータベースへの登録を行う事業を推進しています。